精神障害とは、人間ならば誰でも体験する可能性がある。精神障害になったからといって、人間としての人生が終わるわけではありません。
むしろ精神障害は、その人の生き方のプロセスであることを理解し、社会全体でその問題について考えることが重要です。
精神看護実習においては、精神障害の有無にかかわらず、その人の最大限の可能性を追求しつつ、その人らしく生きていくこと、
すなわち自己実現に向けての援助を行うことを主眼に置いています。
実習を行うにあたっては、次の内容を念頭においています。