理事長
重冨 亮(しげとみ あきら)
当院は、1957年(昭和32年)に開設して以来、(1)患者様本位(Patients)、(2)日々医療技術と知識の研鑽に努める(Progression)、(3)安心・安全な医療の提供(Peace)という3P主義をモットーに、
地域社会への奉仕、医療の公益性の確保と地域への適正医療の提供のため「初心忘れず」努力してまいりました。
高齢社会、ストレス社会が進む中、社会的に
恵まれない方にも、愛のある適正な医療を提供し、患者様の健康回復のお手伝いに日夜取り組んでまいる決意でございます。
ひとえに社会に開かれた精神科として、病院の地域医療にかかわる役割の大きさを日々実感しています。 日々の活動を患者の皆様、家族の皆様そして地域の皆様にご理解をいただくことが、開かれた 病院としての役割と考えております。
また当院では心理相談室の開設をはじめ社会復帰にむけての治療の一環として、精神科デイ・ケアセンター「紙ふうせん」を開設しています。
デイ・ケアセンター「紙ふうせん」では比較的軽度な作業から、より高度な作 業までひとつひとつの作業を通じて、こころとからだのケアを進め、本当の意味での治療をめざした院内体制を整えてきております。
今後もさらに治療体制と管理体制をはじめ、設備、インフラの整備を進め、地域医療に貢献してまいる所存です。
さらに、現在の医療を取り巻く環境は日々変化しております。当院でも最新の医療機器と研究環境も整え、診療と同時に基礎研究や臨床研究を進め、
医学の進歩に貢献できる病院を目指しています。
そうした総合的で革新的な体制の中で、大きな課題でもある次代の医療における人材の育成をしてまいりたいと考えています。
病棟の新設に合わせ、研修環境の整備をいたしましたことから、今後の医療にさらなる貢献ができるものと確信しております。
昭和54年3月10日 | 帝京大学医学部卒業 |
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昭和54年5月1日 |
浜松医科大学第一外科教室入局 浜松医科大学付属病院勤務 |
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昭和56年1月5日 | 藤枝市立志太総合病院勤務 |
昭和56年6月1日 |
六日市病院外科副院長として勤務 島根医科大学第2外科研究生 |
昭和59年3月6日 | 医療法人香流会理事長就任 |
平成3年6月1日 | 医療法人光輝会理事長就任 |
皆様へ
精神科・心療内科クリニックや精神科病院は数多くあり、それぞれに特色、特徴があります。当院は規模の大きな精神科病院であることが強みで、幅広い領域の精神科医療に対応しています。
特徴
・入院患者受入病床(ベッド)数が多く、必要な場合すみやかに入院治療が受けられます。
・ 入院について気軽に相談でき、わかりやすい窓口があります。
・ 統合失調症、うつ病、自閉症、認知症、不安障害、パニック障害、アルコール・薬物依存症、司法精神医学などを専門とする優れた精神科医師がいます。
・ 女性、子供、高齢者が相談しやすい女性の精神科医師が多くいます。
・ MRI、CT装置など高性能な診断装置で安全に確かな診断をします。
・ 内科、外科、皮膚科、歯科・口腔外科など精神科以外の医師が常勤でいます。
・ 知識と経験のある看護師が寄り添いお世話します。
・ 豊かな専門知識と技術をもった精神保健福祉士が社会復帰を手助けします。
・ 人それぞれの価値観を大切にする臨床心理士が心理カウンセリングを行います。
・ 高いスキルをもった理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が障害された身体の働きを回復させ、自立をめざします。
・ 放射線を扱うスペシャリストがMRI、CT機器を操作します。
・ 管理栄養士がきめ細かい栄養指導をします。
・ 多種多様な医療の専門家がチームを組み、力を合わせて治療します。
・ 精神科外来通院時に内科、外科、皮膚科、歯科なども併せて受診できます。
・ 楽しく過ごせる精神科デイケアや介護施設などの関連施設があります。
このように、当院は規模の大きい病院の特徴を生かし、幅広くきめ細かい総合的な精神科医療を目指しています。ぜひ一度お越しください。待っています。