DPAT(災害派遣精神医療チーム)

DPAT(災害派遣精神医療チーム:Disaster Psychiatric Assistance Team)
DPATとは、『自然災害や航空機・列車事故、犯罪事件などの集団災害の後、被災地域に入り、精神科医療および精神保健活動の支援を行う専門的なチーム』です。
活動理念
自然災害や航空機・列車事故、犯罪事件などの集団災害が発生した場合、さらに災害ストレス等により新たに精神的問題が生じるなど、精神保健医療への需要が拡大します。
このような災害の場合には、被災地域の精神保健医療ニーズの把握・他の保健医療体制との連携・各種関係機関等とのマネジメント・専門性の高い精神科医療の提供と精神保健活動の支援が必要になります。このような活動を行うために都道府県によって組織される、専門的な研修・訓練を受けた災害派遣精神医療チームがDPATです。
DPATは以下の職種を含めた3~5名で構成すること。
〇精神科医師
〇看護師
〇業務調整員
1隊あたりの活動期間は1週間(移動日2日、活動日5日)を標準とする。
必要に応じて、同じ地域には同一の都道府県が数週間から数か月継続して派遣する。
(以上、DPAT事務局HPより)
当院の活動状況
現在の愛知DPAT隊登録状況については12機関20隊編成されており、当院では愛知DPAT隊に3隊登録されています。
大規模地震等災害発生時に愛知県より派遣要請があった場合に備え外部研修等にも参加し、技能維持知識向上・関心を深めております。

熊本地震派遣活動

院外活動
(H28~現在:愛知県DPAT研修における研修への参画)
<DPAT活動実績>
- H23:東日本大震災への支援活動
- H28:熊本地震への支援活動
愛知県より派遣要請を受け平成28年5月27日から6月2日まで熊本地震の対応の為、当院DPAT隊出動。
<主な活動>
熊本県の支援担当地域にある避難所を巡回し、現地で活動する保健師などの支援者と情報を共有しながら、避難住民の健康状態を把握しました。また、避難住民および支援者のメンタルヘルスケアを行い、必要に応じて診察や処方を実施しました。大規模災害時には、長期間の帰宅困難により避難所での生活を余儀なくされることがあります。多くの方が今後への不安を抱えながら生活しているため、少しでもその不安を軽減できるよう心がけながら支援を行いました。